The 13th Lab. −第13研究室−

社会人の学び直しという場合、最新の情報やスキルであれば実務家がそのまま大学外で伝えるほうが効果的です。また大学で学び直すということであれば、時間で劣化しない根本的な知識や「知の作り方」を学ぶのが効果的です。多くの社会人が自覚しているニーズは前者でしょうが、それは大学で学び直す必要のあるものではありません。後者の価値に気づくような人に実務家が教えられることはありません。
一般の学生を対象にした場合、実務家が実務を教えるというのであれば専門学校ないしは今後できる職業大学でということになりますので、正直大学のしくみや授業計画の作り方は必要ありません。
大学教育として教えるために必要なのは、大学のしくみや授業計画の作り方、授業の進め方ではなく、実務家自身の経験をいかに理論体系と結びつけ一般化できるか、更にはどのように理論化できるかという点です。事例を教えるのでは大学の講義にはなりません。
・・というわけで、この取組、根本的に間違っていると思います。

理論化/一般化した内容を15回体系立ててお話しいただけるのであれば講義として、そうでなければ講演とか交流の形が良いと思います。
スキル系の内容はエクステンションですね。
というふうに、切り分けがちゃんとできていれば有益だと思います。

 

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