The 13th Lab. −第13研究室−

2018年2月20日。宮城学院女子大学にて、学生の自主活動「さなぎ・てびらっこプロジェクト」の修了報告会が開催された。
「さなぎ・てびらっこプロジェクト」とは同大学のリエゾン・アクション・センター(MG-LAC)が直接的・間接的にサポートする学生の自主活動で

授業や部活以外での、学生たちが主体的に取り組む社会的・創造的な活動です。部活は継続性のある組織を前提とするのに対し、「プロジェクト」は学生たちが「やりたいこと」を見つけたその都度立ち上がり、目的を達成して終われば解散します。MG-LACは、学生によるプロジェクトであれば、ボランティア、地域貢献活動、文化的な活動など、どのような目的・実施内容であっても、「失敗してもいいから、とにかくやってみよう!」という考えのもと、支援しています

という、いわば大学が支援する「マイプロ」のようなものだ。

1 年度末研修

これに先立つ2月7日、プロジェクト参加学生の年度末研修を担当した。
この研修には、自主活動を行う17団体34名の学生が参加し、ふりかえりとプレゼンテーションのポイント整理に取り組んだ

前半のふりかえりは、モチベーショングラフを用いたもの。
これは、もともとNPO法人ETIC.のインターンシップのふりかえりでも用いていた手法だが、モチベーションの変化軸に事実とそれに対する解釈をシートに記入し、その内容をピアワークで共有するワークだ。

ふりかえりワークのポイントは、モチベーションが大きく変化した場面でどのような出来事があり、それをどのように解釈しているかを互いに確認し、改めて自分自身に落とし込むこと。
各個人にとって、なにがブレーキとなりなにがアクセラレータとなるのかを明確にすることから、団体としての活動の阻害要因と促進要因までを振り返る。それと活動結果・成果を対照することで、活動のプロセスを振り返るものだ。

後半は、20日の最終報告回に向けたプレゼンテーションのポイント整理。
宮城学院女子大学LAC(リエゾン・アクション・センター)の方で報告会用のプレゼンテーションテンプレートをご用意頂いたので、それにそってポイントを紹介する形で進められてとてもやりやすかった。

MG-LACのサイトには

参加した学生からは、

「自分のプロジェクトについて振り返りをしっかり行うことができました。また、他のプロジェクトの人と話したことで、いろいろな活動があることを知ることができ面白かったです。プレゼンの仕方も、少し工夫を入れるだけで良いプレゼン資料になることを知り、とても参考になりました!」(児童教育学科3年)

「1年間頑張ったことを感じることが出来ました。」(現代ビジネス学科2年)

「他の団体と繋がり、一緒に活動をしたいという話がでました。」(教育学科2年)

と、満足、感謝の声があがりました。

と書いていただき、恐縮する一方で、学生たちの真摯な姿勢を嬉しく思っている。

2 活動報告会

活動報告会には19団体が参加し、それぞれの1年間の活動について報告した。
どのプロジェクトも学生自身の「やりたい気持ち」が反映された活動報告ばかりで、聞いていて心楽しくなるものだったが、特に印象に残ったものとしては

  • 算数教具開発プロジェクト
    身近なものを使って小学校の教育に役立つ算数教具を作るプロジェクト。磁石を上手く使った立方体の展開図がとても良くできていた。
  • 楽食プロジェクト
    学生食堂で、季節や行事に合わせてあるいは流行を取り入れたタイムリーなフェアを開催することで、学食を楽しい食空間「楽食」にしようというもので、すでに10年にわたって継続しているとのこと。個人的に11月の「青森りんごフェア」で、大量のりんごを用いたフェアがとても興味深かった。

あたりがあげられる。

また、個別には触れないが、上部組織のあるプロジェクトや、継続プロジェクトのなかでも、既定路線を粛々と進めるのではなく「自分たち自身がどうしたいか」を考えて様々な工夫をしていた。
中間研修のときに立てた「プロジェクトで、自分はどれだけ楽しめるのか?」という問いに彼女たちなりの解を見出した結果であればうれしい。

LAC報告会第13研究室で公開された投稿です。

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