コーディネーターは事業者自身が頭を整理できる問いを発する

超短期的な利益主義、無限の利益追求を志向するマネー資本主義ではなく、自然資本や文化資本、社会関係資本(人々のつながり)を活かした、持続可能で人々の安心・安全な暮らしを支える新たな経済の作り方=「ローカルベンチャー型経済」 を推進しようとしている。 その中核となるコーディネーターの皆さんは、地域で懸命に活動している。 しかし、自分自身の活動について適切に意味付けをし、地域の戦略に影響を与えているかと言えばそれは別の問題になる。 コーディネーターには、地域の産業の将来像を頭に描きつつ、地域内で生じる様々な取り組みを促進し、更にそれらを取捨選択して全体戦略に取り組んでいくという役割がある。すなわち、創発型マネージャーとしての役割だ。 その役割をはたすためには、事業経営を俯瞰して評価するスキルが求められる。 今回の研修では、そのためのフレームワークとしての「戦略マップ」と、「創発型戦略」について講義を行った。 「戦略マップ」を知ったからといってそれだけで事業が評価できるわけではないが、少なくとも事業に一貫性があるかどうかを見極め「適切な問」を発する役にはたつ。 自分の周囲で展開される様々な事業の「軸」を見極められるようになれば、それに取り組んでいる人との信頼関係が築けるようになる。 そういった地域内の信頼関係のハブになることがコーディネーターに求められる重要な役割なのだ。 一回の研修ですべてが解決するわけではないが、少なくとも

コーディネーターは、事業者自身が頭を整理できる問いを発する

ことができなければならないという点だけは理解して各地に戻っていただければと思う。]]>

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