私の役どころは、参加者の皆さんへの最初のインプット。 地域がなぜ活力を失うのか。そこから脱するためには何が必要なのか。それをあえて理論から話す。 今日のテーマは知識型戦略と探査型戦略。 スライド10 地域は必ず保守的になる、それを受入、探査型の戦略を持つエージェントがコミュニティに必要であることを理解するのが第一段階だ。 その上で、地域の戦略がどのように進化しうるかを解説。 地域には、明示的ではなくとも承認された戦略があり、それを一考するための装置としての「構造コンテクスト」と、メンバーに求められる行動としての「誘導された戦略行動」がある。 一方で、これらから外れた動きもある。それが「自律的な戦略行動」だ。 地域の各所で、様々な挑戦がなされる。まさに探査型の活動。 その芽を生かし、さらに見込みのある活動に対しては地域の戦略にうまく組み込んでいく、つまり、地域の人たちに受け入れられるように働きかける役割も必要になる。 それが、地域コーディネーターの役割。 スライド13 ここまで話を進めると、「イノベーター生」たる参加者がどのような立ち位置をとるかは比較的明確だ。 本当はそのあたりも試行錯誤の中でつかんでもらいたいが、期間限定のプログラムではなかなか難しい。 最初の段階で、お節介ながらも少しインプットをすることにした。 地域はファンタジーの世界ではなく、当たり前の人間の世界。 基本的にはイノベーションの芽は育ちにくいのが当然の環境。 そんな世界で、どう立ち回り、どんなイノベーションを起こしていくか。 そんな大きなお題に立ち向かう参加者の皆さん。 少しでも力になれるよう努力したい。]]>