「主体的な学び」の場とは 「主体的な学び」の場とは、学生が知の探求者として自らの意思で必要な専門知識を学び取り、新たな知を構築するための相互作用を行うことができる場です。不足する知識を授けられる学習者ではなく、参画と行動を通して新しい知をつくる主体者としての思考行動様式を学ぶことができる場、それが「主体的な学び」の場です。

ACD(Active Curriculum Development)とは

ACD(Active Curriculum Development)は、教員や学生の特性を生かしながら、学科全体を「主体的な学び」の場に変革していくカリキュラム開発のプロセスです。そこでは大学の知の創造の原動力であるカリキュラムを、大学教員の研究能力を核に自己改善できる仕組みを導入することで、研究活動と教育活動を統合します。

Phase 1 「主体的な学び」に基づくカリキュラム診断

syutai-1-300x288ディプロマポリシー、カリキュラムポリシーを踏まえて、「主体的な学び」の視点からカリキュラムにおける科目の配置、内容、教授法について診断し、改善ポイントを明らかにします。    

Phase 2 「主体的な学び」プロジェクトの導入

syutai-2-300x297一部の科目を「主体的な学び」を引き出すアクティブ・ラーニング型に切り替えるプロジェクトを設計します。 その上で、「主体的な学び」の場づくりに必要な知識やツールの使い方を学び、授業運営の手法を学ぶFD研修を行います。必要に応じて授業実践も行います。  

Phase 3 アクティブ・カリキュラムの構築

syutai-3-235x300学科全体として「主体的な学び」を生み出すためのカリキュラム編成に参画します。教員の専門性や個性を十分に生かし、大学教員の研究能力を核に自己改善できる仕組みを導入することで、研究活動と教育活動を統合し、学生と教員の双方が積極的に学びの場を構築できるように支援します。]]>