日曜日なので軽めのお話など。

私の大学時代の恩師は、退官後に当時新設のはこだて未来大学の学長になりました。
その大学の初めての卒業式で、こんな祝辞をおっしゃったそうです。 

皆さんは無限の可能性を持っていると信じている。

この大学が開学し、皆さんが入学したとき、私は化けましようと言った。

この4年間で大きく成長したと思っており、これからも化け続けてほしい。

ひとりの人間としてリーダーになるよう変わって行き、社会に出、信頼を得て育って行くものと思う。

改めて化けようという言葉を贈りたい。

未来大の出身であることに誇りを持って活動してほしい。

志を持った非凡なる凡人になっていただきたい

非凡とは、人ができないことをできること、というのが一般的な考え方でしょう。
でも、もう一つの非凡があるのです。
それは、

自分と世界の可能性を信じて自分を磨き続けること
そして、何があってもあきらめないこと。

 世界の舞台で活躍するスポーツ選手のみなさんは、才能としても非凡なものをもちろん持っているのでしょうが、二つ目の意味でも非凡なんじゃないかなと思います。

特別な才能なんかなくてもいい。
でも、今日の自分より明日の自分は、ほんの少しでも成長している
今日より明日は、ほんの少しでもよい世界になっている
そう言える「非凡なる凡人」になれたら、とてもすばらしいことだと思いませんか?